「皮革の王様」と称される国産ピットヌメ

一般的な皮革のなめしでは、時間と薬品コストの圧縮のために回転ドラム方式による促成なめし法が用いられますが、ピットヌメでは、植物タンニン溶解液を満たした複数槽のピット(プール状の液体槽)で、長い時間をかけて原皮を何度も浸し直すという19世紀半ばからの伝統製法が用いられます。ピットヌメは、この製法によって独特の味わいと高級感を演出することができる最高級皮革素材です。

植物タンニン溶解液を使用

國鞄に使用されるレザーは、質の高いブラジル産のミモザを使用したタンニンで鞣されます。ベジタブルタンニン鞣しという昔ながらの技法で生まれる皮革は、独特の色艶や素上げの肌目の美しさ、使い込むことで飴色へ深まる経年変化という、革本来の魅力を存分に楽しめる最高級の品質を誇ります。

何槽ものピットで何度も漬け直し

植物由来のタンニン溶解液で満たされたピット槽では、漬け込み作業が繰り返し行われます。約4週間もの日数をかけて、淡い濃度の槽から濃厚な槽へ漬け込むことで細部まで成分が行き渡り、弾力性と堅牢性を備えた上質なピットヌメ革が生まれるのです。

伝統的手法で理想の風合いを作り出す

長い間受け継がれてきた職人の伝統技術に支えられ、丹念に鞣された国鞄シリーズのピットヌメ革は、触れた時に吸い付くような潤いと高い堅牢性があります。その独特の風合いは、他にはない上質さを感じさせます。

国内ピットヌメ工場

国鞄シリーズに採用されるピットヌメ革が作られているのは、160ものピット槽が並ぶ、世界最大規模の国産ピットヌメ工場です。高い技術力によって生み出される安定した品質は、鞄の品質そのものであり、だからこそ国鞄シリーズは国産最高級皮革を採用しているのです。

【本物の証】天然皮革のダメージについて

天然皮革にはダイヤと呼ばれる虫食い跡や治り傷など、人工皮革には無い動物由来のダメージがあり、これらを避けて裁断、縫製することはできません。天然皮革を使用している國鞄シリーズにはダイヤがあり、そのダイヤが本物の天然皮革を使用している証なのです。